みなさん、こんにちは。
今日から広島・鳥取・島根エリアの話題を中心に、
チーム「ききみる」のブログをスタートします。
メンバーは、日本コンコードシステムの社員全員。
日々、いろんな人の話をよく「聞き」、いろんな出来事をよく「見る」。
そして、そこから生まれるコミュニケーションを大切にしたいと思い、
ブログのチーム名を「ききみる」にしました。
どうぞよろしくおつきあいください。
ところで、みなさんは、わたしたちのチーム名のヒントにもなった、
「ききみみずきん」という昔話をご存じですか?
働き者の若者が、ある日、不思議なずきんを手に入れます。
それをかぶると、小鳥たちのおしゃべりが聞こえるようになり、
長者の娘が重い病気で寝込んでいることを知ります。
「かわいそうに。なんとか助けられないものか。」
若者は病気の原因をつきとめようと、
長者の家の庭で木々のおしゃべりに耳をすまします。
しんぼう強く話を聞いていると……この続きは、もうおわかりですね。
木々の言葉を信じて行動した若者は、
娘の病気をみごとに治してあげるのです。
そして、親孝行な若者は、母親を喜ばせようとずきんを持ち帰り、
かわりばんこにかぶって、小鳥の歌を聞きながら暮らしました。とさ。
この昔話は、地方によっていろんなバージョンがあります。
主人公が若者ではなく正直者のおじいさんだったり、
ずきんを浦島太郎のように龍宮城で手に入れたり。
ごほうびに金銀財宝をどっさりもらうラッキーな結末や、
娘をお嫁さんにもらうハッピーエンドも。
いきさつや結末は違っても、自然の声に耳をかたむけていたら、
きっといいことがある……と思わせてくれる物語です。
もしもみなさんが「ききみみずきん」を手に入れたら、
どんな動物や植物のおしゃべりを聞いてみたいですか?