こんにちは。kakukakuです。
いつもより静かな8月6日とお盆でしたね。
あの日から75年目の夏。
「75年は草木も生えぬ」と言われた広島の街は今、
その言葉をはね返すように美しい緑があふれています。
戦後、焼け野原に整備された平和大通りは、
「供木(きょうぼく)運動」によって
たくさんの木を植えることができたそうです。
昭和31年頃、県内の市町村に樹木の提供をお願いしたところ、
多くの団体や個人から樹木や苗木が寄せられたとか。
そのとき、広島市が供木を呼びかけたポスターには、
緑があふれる道をイメージしたビジュアルに
こんなメッセージが書かれていました。
「夢みる20年後の広島」
そして、広島市を生気とうるおいのある緑の街にすることは、
平和を希望する全世界の人々の切なる要望であり、
そのためには皆さんの供木を・・・と呼びかけたそうです。
20年後の緑の街を夢見て供木をされた方々のおかげで、
平和大通りは木漏れ日の道になったのですね。
ありがとうございます。今年の夏も、緑は輝いていますよ。