こんにちは。kakukakuです。
3月4日にアップした「ききみる日記」に続いて、
JCS広島本社のある三篠町のとなり町、
横川町のちょっといい場所へご案内します。
前回は「かよこバス」と「デザインマンホール」を紹介しましたが、
今回は知る人ぞ知るディープな映画館です。
横川駅前の小さな商店街を通りぬけ、歩いて3分。
初めて訪れる人は、こんな路地に映画館があるのぉ???
と不安になるようですが、ちゃんとありますのでご心配なく。
昭和の匂いが漂う、横川商店街ビルの1階にある「横川シネマ」です。
1998年に閉館した広島ステーションシネマで行われていた
自主映画のレイトショーを前身に、
ここ横川で1999年にリニューアルオープンしました。
洋邦を問わず、知名度は乏しくとも見どころの多い
インディペンデント作品を中心に、
レアな映画の愉しみを発掘する雑食性ミニシアター。
というのが、「横川シネマ」のコンセプト。
広島市内では、ここでしか上映されない映画もたくさんあります。
また、ジャンルを問わない表現活動の発信地として、
映画上映だけなく、トークショーやライブなども行われていますから、
興味のある方はチェックしてみてください。
この日は、西島秀俊さん主演、アミール・ナデリ監督の「CUT」を観ました。
これがもう「横川シネマ」にぴったりの、映画愛にあふれた作品!
観客にとってこれ以上のシチュエーションはないと言ってもいいほど、
スクリーンの中の世界と映画館の空気が溶け合っていました。
* * *
映画は、どこで観るか、も大切だということを、
あらためて教えてもらいました。
ありがとうございます。「横川シネマ」さん。