こんにちは。kakukakuです。
今、広島のまちを走る路面電車には、
こんなプレートが付いています。
「THANKS 100年 これからも広島とともに」。
大正元年(1912年)11月23日に走りはじめた、
広島の路面電車は今年100周年を迎えます。
そのとき開通したのは、
広島駅〜相生橋、紙屋町〜御幸橋、八丁堀〜白島の3つの路線。
お祝いの花電車も走り、その姿をひと目見ようと、
沿線には大勢の人が詰めかけたそうです。
それから100年。
雨の日も、雪の日も、戦後の復興をめざした日々も、
路面電車は広島の人々とともに走り続けてきました。
広島の路面電車と言えば・・・
ニュースキャスターの筑紫哲也さんが生前、何かのテレビ番組で、
「広島の人は電車を降りるとき、子どもも大人も、
運転手さんに向かって“ありがとうございました”と声をかける」
と目を細めて語っておられました。
たしかに、私自身もそうですし、
広島ではそれが当たり前の光景だったので、
あらためて言われると、誇らしい気分になったのを覚えています。
残念ながら、最近はちょっと少なくなった気もしますが、
それでも、路面電車はみんなに愛され、
市民の足としてなくてはならない存在です。
これからの100年も、
ずっとこのまちを走り続けてくださいね。