こんにちは、Miruruです。
みなさんは、海岸と言ったら、まず何を思い浮かべますか?
白い砂浜、青い海、テトラポット、船…
多くの人はこのように連想されるのではないでしょうか?
しかし、ここ鳥取にはそれを覆してしまう海岸があります。
その名も「鳴り石の浜」。鳥取の赤崎というところにある、この海岸には砂浜がないのです。
砂浜がなければ断崖絶壁か、そうでないなら漁港かというと、
もちろん、そうではありません。
なんと、砂浜のかわりに、自然の小さな石ころが海岸一面に
びっしりと敷き詰められているのです。
ちょうど河原の石くらいの大きさの石で海岸が埋め尽くされています。
さらに、この海岸の石は波に流されぶつかり合う時に
「カラコロカラコロ」と音をたてます。
これが「鳴り石の浜」という地名の由来になったとされているのです。
またこの石たちは波に流されよく鳴ることから、
「よく鳴る石」→「良くなる石」と転じ、
縁起の良い物とされているそうです。
実際に行ってみると石で出来た海岸は迫力がありますよ。
私が行ったときは海が荒れ気味で、
石の音は「ゴロゴロゴロゴロ」と遠くから雷の音が聞こえているようでした。
ここではさすがに泳げないなぁと思いながら海岸を歩いていたら、
サーフィンを楽しんでいる方たちがいて、またビックリでした。
全国でも珍しいという石の鳴る海岸、
行かれたことがない方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?
お出かけの際は、必ずスニーカーで、足元にお気をつけて!(^_^)/~