こんにちは。kakukakuです。
新緑がまぶしい5月の週末、ききみる登山部の有志で、
広島県と鳥取県の県境にそびえる「道後山」を登ってきました。
道後山は、標高1268.4m。
高山植物の宝庫としても知られる、気持ちのいい山です。
今回は、山頂めざしてがしがし登るのではなく、
足もとに咲く山野草を愛でながら、
スローペースの山行を楽しみました。
この小さな黄色い花は、ダイセンキスミレです。
黄色いスミレって、珍しいですよね。
その名の通り、中国地方の最高峰・鳥取県の大山をはじめ、
蒜山や道後山などに生息するスミレ科の花です。
これは、フデリンドウ。
小さいけれど、ちゃんとリンドウの花の形をしています。
この日は晴れていたので花が咲いていましたが、
曇りや雨の日は、筆先のような蕾の状態になって閉じているそうです。
だから、フデリンドウ、なのですね。
道後山の山頂は360度の素晴らしい眺望で、
はるか大山を望むことができます。
(写真は、コースの途中にある岩樋山から見た大山ですが、
道後山からも同じように見えました)
肉眼では、雪を頂く大山がくっきりと見えたのですが、
カメラにおさめると、う〜ん、すみません。
よくわかりませんよね。
* * *
JCS米子支社のオフィスからも見える大山は、
ききみる登山部結成のきっかけになった山でもあります。
道後山の山頂で大山の雄姿を眺めながら、
あらためて「美しい山だなぁ〜」と惚れぼれ。
途中の山道でダイセンキスミレを見つけたことも、
何かの縁でしょうか。
もう一度大山へ・・・の思いがふくらんだ一日でした。