こんにちは。kakukakuです。
猛暑日が続いていたころ、炎天下の街を歩いていて、
おもしろいものを見かけました。
鉄板の上でお好み焼きを焼いてるのぉ???
と思って近づいてみたら、なんとお好み焼きのオブジェです。
よーく見ると、山のような起伏があって、赤い鳥居がちょこんと・・・
どうやら宮島のカタチをしたお好み焼きのようです!
(右下に並んでいる麺は、きっとカキいかだですね)
作品のタイトルは「OKONOMI ISLAND」。
ビルの前には4つのパブリックアートが飾ってありましたが、
この作品だけは異彩を放っています。
そのせいか、私のように近づいて見ている人がちらほら。
で、みなさん「ははぁ〜ん」とナットクしたような顔で去って行きます。
作者によると、「なぜお好み焼き?」「このビルにお好み焼き屋があるの?」
と疑問を持ってもらうことが狙いで、
それが鑑賞者への最初のアプローチなのだとか。
私を含め、立ち止まった人たちは、
作者の狙いにまんまとハマッたのですね。
そして、お好み焼きが宮島を模したものだと気づいた瞬間、
鑑賞者は瀬戸内海を見渡す鳥の視点になる・・・というわけです。
* * *
それにしても、炎天下で見ると、
ジュウジュウと音を立てて焼かれているよう。
作者がそこまで意図していたかどうかはわかりませんが、
「焦げないかしら?」と心配になった、食いしん坊な私です。
この週末、中国地方は雨に見舞われていますが、
雨があがったら、お好み焼きで残暑気払いをしたいですね。