こんにちは。kakukakuです。
この夏、晴れた日には太陽を、雨の日は雨雲を、
じぃーっと見上げているような男の人に、
広島の街のあちこちで出会いました。
近所のバス停でも・・・
路面電車の電停でも・・・
これは、今年の「ヒロシマ・アピールズ」ポスター。
作者はグラフィックデザイナーの葛西薫さんです。
「ヒロシマ・アピールズ」ポスターは、
国内外に向けて平和を希求するために、
日本グラフィックデザイナー協会と広島国際文化財団が、
ボランティアで制作しているポスターです。
(1983年に制作された第1回の作品は、
亀倉雄策さんの「燃え落ちる蝶」でした。)
* * *
今年の作品のタイトルは「夏の陽のまぶしさ」ですが、
その日のお天気や、自分自身の心持ち、
朝と夜でも見上げているものが違って見えます。
2020年のオリンピック開催地が東京に決定した日は、
見上げた空が世界とつながっているように思えました。
そんな風に、それぞれの空があっていいのでしょうね。
今、このポスターを見たみなさんの目には、
どんな空が映っていますか?