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ききみる日記

広島でみつけたゲゲゲ

こんにちは。kakukakuです。

年末の紅白歌合戦で、声優の熊倉一雄さんが

「ゲゲゲの鬼太郎」のテーマソングを歌われていましたね。

以前、木村充揮さん(もと憂歌団)のライヴで聴いた、

ブルースなゲゲゲのゲー♪にもシビレたのですが・・・

80歳を超えた熊倉さんの歌声には、

妖怪たちも元気づけられたのではないでしょうか。

*     *     *

私が暮らすまち、広島にも妖怪がいます。

名前は「バタバタ」。

ベトベトさんではなく、バタバタさんです。

名前はちょっと似ていますが、知名度はかなり違います。

なんせベトベトさんのほうは、

朝ドラ「ゲゲゲの女房」にも重要な役回りで登場して、

すっかり全国区になりましたからね。

ちなみにベトベトさんは、夜道を歩く人間のあとをつけてくる妖怪で、

道端によけて「ベトベトさん、お先にお越し」というと、

何もしないで通り過ぎていくそうです。

マナーを重んじる妖怪なのでしょうか。

これがバタバタの石像です。

横にある石版に刻まれた由来を読んでみましょう。

えーっと、これによると・・・婆多婆多(バタバタ)は、

バタバタとムシロをたたくような音を立てる正体不明の妖怪で、

江戸時代の宝暦八年(1758年)、広島城下で起こった大火災のあとに、

鷹野橋界隈に出現するようになったようですね。

誰もその姿を見た人はいなくて、

一説では、小さな石に宿る妖精ともいわれているそうです。

だから、このバタバタ石は妖怪っぽくない、

かわいらしい姿をしているのでしょう。

バタバタが出現する鷹野橋というのは、

広島市中区の大手町5丁目&千田町1丁目あたりの呼び名で、

正式な住所表記は存在しません。

なんだかそれも、妖怪のすみかにはふさわしいですねー。

江戸時代、このあたりはお殿様の鷹狩り場だったそうで、

川に土の橋が架かっていて、その橋の名前が「たかの橋」でした。

今はもう、その場所に川も橋もなく、

欄干のモニュメントがひっそりと設置されています。

バタバタは、別名「畳たたき」とも呼ばれているそうです。

境港の水木しげるロードにもいるらしいので、

ぜひ今度、ブロンズ像を探しに行ってみたいと思います。

あ、ブログチームの米子支社メンバーは、

もう見たことがあるかもしれませんね。

妖精っぽい姿か、どっぷり妖怪か。さて、どっちでしょう?

*     *     *
 

☆1月29日のお誕生日☆

1月29日(土)のお誕生日はおひとりです!

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あきこさん

お誕生日おめでとうございます!!

この1年が充実した年となりますように…☆

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