こんにちは。kakukakuです。
昨年の早春、島根半島の美保関にある美保神社で、
清掃御奉仕をさせていただいてから一年。
今年の春は念願が叶って、毎年四月七日に行われる
「青柴垣神事(あおふしがきしんじ)」を拝見することができました。
この神事は、美保神社のご祭神である事代主神(えびす様)が、
父神の大国主神(だいこく様)から「国譲り」の相談を受け、
譲る決断をした後、自ら海中に青い柴垣を作ってお隠れになった・・・
という故事にちなんだ祭りです。
この日、広島から美保関に到着すると、祭りのクライマックスで登場する、
青柴垣を飾った二雙の船が港で出番を待っていました。
神事の詳しい内容は知らなかったのですが、
まさに、百聞は一見にしかず!
この目で見て、肌で感じた神事は、
神様と人がとっても近い関係にあるような気がして、
想像をはるかに超える感動でした。
興味のある方はぜひ「美保関の青柴垣神事」で検索してみてください。
そして、ぜひぜひ現地を訪れて、
古事記の世界が今も息づく祭りを体験してみてください。
さらに、毎月七日は美保神社の御縁日(七日えびす祭)でもあり、
この日にだけ特別に授与されるお守りがあるそうです。
それが、この「金の鯛守」(毎月七日30体限定)
金色の鯛が稲穂をくわえている紋様です。
美保神社のご祭神は二柱の神様で、事代主神は「鯛」を、
三穂津姫命は「稲穂」を持たれていることから、
それぞれの神様を象徴しているそうです。
「青柴垣神事」と「七日えびす祭」が重なる縁起の良い日、
美保関の地にご縁をいただいたことに感謝して、
もちろんワタクシも授けていただきました♪
美保関のみなさま、貴重な体験をありがとうございました。