こんにちは。kakukakuです。

11月3日の「文化の日」に無料開放された

「縮景園」ではもう、松の冬じたくがはじまっていました。

この庭は、広島市にある国の名勝です。

春にはこのブログで、園内の桜をライトアップする

「夜桜特別開園」を紹介しましたが・・・

早いですねぇ〜。もうコモ巻きの季節です。

コモ巻きというのは、松の樹木の幹にワラでできたコモを巻いて、

松の害虫であるマツハカレを駆除する園芸の手法です。

越冬のために、樹上から地上へ降りようとするマツハカレを、

巻いたコモに誘い込み、越冬場所をつくります。

そして、春先になってマツハカレが樹上に戻ろうとする前に、

コモを取り外して一緒に処分するのだとか。

「縮景園」には松が400本近くあるそうですが、

10月の終わりのコモ巻きも、3月の初めのコモ外しも、

松を守るためには手を抜けない、大切な行事なのでしょう。

こうした手入れが行き届いているからこそ、

私たちは四季折々の美しい庭を拝見できるのですね。

この日は、庭の一角で「菊花展」も行われていました。

広島市近郊の菊づくり愛好家のみなさんが、

丹精こめて育てられた見事な菊です。

「菊花展」は11月16日（日）まで開催されているので、

みなさんもぜひお出かけになってみませんか。

* 　 * 　 * 　 * 　 *

☆今日のお誕生日☆