こんにちは。kakukakuです。
4年に一度のオリンピックが閉幕した10日後、
2年に一度のアニメーションのオリンピック、
「広島国際アニメーションフェスティバル」が開幕しました。
世界で活躍するアニメーション作家が広島に集まり、
作品を競い合うこの映画祭は、
フランスのアヌシー、クロアチアのザグレブ、カナダのオタワと並ぶ、
世界4大アニメフェスティバルの一つといわれています。
なるほど。会場のアステールプラザに着くと、
ロビーはまさにインターナショナル。
英語、フランス語、ロシア語、かな???
いろんな言語が飛び交っていましたが、
アニメーションという世界共通の心の言葉が、
みなさんをつないでいるのでしょうね。
5日間のプログラムのうち、私が観たのは1日だけ。
しかも、コンペティションではなかったので、
どんな作品がグランプリを争ったのか、
その場の空気を感じることはできませんでした。
せっかくですから、次回はもう少し時間をかけて、
アニメーションの世界に浸ってみたいと思っています。
そういえば、私の友人はボランティアで大会運営に参加して、
国際名誉会長として来広したピーター・ロードさん
(クレイアニメの「ウォレスとグルミット」の作者!)
の話を直接聞くことができたそうです。
どっぷり参加すれば、しっかりいいことがあるのですね。
8月27日の最終日に審査結果が発表され、グランプリを受賞したのは、
ドミトリー・ゲラーさんの「ネコを埋葬するネズミを見た」という作品でした。
ちなみに、1985年の第1回グランプリ受賞作品は、
手塚治虫さんの「おんぼろフィルム」。
第2回では手塚さんが国際審査委員を務め、その時グランプリを受賞したのは、
フレデリック・バックさんの「木を植えた男」でした。
「第14回広島国際アニメーションフェスティバル」は閉幕しましたが、
広島県立美術館では9月17日まで、
「フレデリック・バック展」を開催しています。
アニメーションのお好きな方、広島にぜひ遊びに来てくださいね♪