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ききみる日記

ぎゅっとしたくなる展覧会

こんにちは。kakukakuです。

「抱きしめたい!」というキャッチコピーの木彫展が、

広島県立美術館で開催されています。

正式な展覧会名は、ちょっとお固い「近代日本の木彫展」。

私の好きな三沢厚彦さんの作品も展示されていると聞いて、

いそいそ行ってきました。

美術館のロビーでいきなり出迎えてくれたのは、

なんと三沢厚彦さんのAnimalシリーズのシカです。

おっきー!かわいいー!

展示作品はすべて撮影禁止なので、

どんなに迫力があるか、どんなにキュートか、

お見せできないのが残念です。

もちろん、抱きしめたくても触ってはいけません。

広島市内のギャラリーで、

三沢さんの作品にハートをわしづかみにされたのが、

ちょうど一年前の今ごろ。

2010年12月19日の「ききみる日記」にも、

そのときのうふふな気持ちを書かせてもらいました。

それにしても、一年はあっという間ですね〜。

*     *     *

今回の木彫展のお目当ては三沢作品でしたが、

高村光雲、平櫛田中、園鍔勝三などなど、

教科書で見たことがあるような彫刻家の手技を、

間近でじいーっと見ると・・・やっぱり鳥肌が立ちますね。

私がくるっと背を向けたら、

「だ・る・ま・さ・ん・が・ころんだ!」と動きだしそうな、

リアリティのある人物像。

奈良の春日大社からやって来た白鹿坐像や、

高村光太郎の白文鳥などは、

本当にぎゅっと抱きしめたくなるような作品でした。

*     *     *

広島県立美術館で来年の1月15日(日)まで開催中の

抱きしめたい!「近代日本の木彫展」。

ただし、12月26日(月)〜1月1日(日)は休館日です。

お時間のない方は、ロビーに展示されている

三沢厚彦さんのシカだけでもご覧になってみませんか。