こんにちは。kakukakuです。
普段なにげなく使っている食器や家具など、
身近にあるものを見直したくなる
展覧会に行ってきました。
東広島市立美術館で開催中の特別展
『民藝MINGEI』です。
民藝という言葉は、民藝的工藝の略で、
約100年前に思想家の柳宗悦らが
つくりだした造語だそうです。
当時は、装飾を施した観賞用の美術品に
注目が集まっていましたが、
職人の手による日常の生活用品の中には、
「用の美」が宿っていることを、
私たちに伝えてくれる言葉でもあります。
日曜日の展覧会場には、たくさんの人の姿が。
日本各地や世界の国々で実際に使われてきた、
150点もの「衣・食・住」の民藝を、
一つ一つ熱心にご覧になっていました。
手仕事の素晴らしさを継承している産地の紹介もあり、
素材や作り手に思いを寄せるひと時になりました。
東広島市立美術館の『民藝MINGEI』は、
3月24日(日)まで開催されています。