こんにちは。kakukakuです。
つい先日、『失われた時を求めて』という商品名の
プチットマドレーヌをいただきました。
フランスの文豪、マルセル・プルーストの長編小説
『失われた時を求めて』にインスピレーションを受けて、
菩提樹のハチミツを入れて焼き上げたという、
小さなマドレーヌです。
小説の主人公は、マドレーヌの小さなかけらを
菩提樹のお茶に浸すのですが、その香りをかいだ瞬間、
少年時代の幸せな記憶がよみがえるのです。
みなさんも「あ、あの時の香りと同じかも?」と、
不意にかいだ香りが引き金になって、
遠い日の出来事を思い出すことはありませんか。
そんな「香りあるある」は、
プルースト現象と呼ばれているそうです。
せっかくなので、紅茶にちょっと浸して食べてみました。
私の中に小説の主人公と同じような記憶はないので、
プルースト現象が起こるはずはないのですが・・・。
次にマドレーヌを紅茶と一緒に食べたとき、
その香りで今日のことを思い出すかもしれませんね。
という、ちょっとした実験でした。