こんにちは。kakukakuです。
初夏に大輪の花を咲かせる芍薬(シャクヤク)が、
わが家にやって来てくれました。
美しい人の立ち居振る舞いを花に例えた
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
という言葉がありますよね。
あの芍薬です。
「立てば芍薬」という言葉から、
すーっと伸びた茎の先に花が咲いている、
凛とした姿を想像する方は多いでしょう。
まさに、その通りの花ですが・・・
生けるときに茎を切ったので、
この写真では伝わりませんよね。すみません。
「立てば芍薬」の意味を調べてみると、
もともとは漢方の生薬の用い方を表す言葉だったそうです。
「立てば」は、イライラと気が立っている状態のことで、
生薬として使われている芍薬は、
気持ちを落ち着かせる効果が期待できるとか。
芍薬にそんなチカラがあるとは、知りませんでした。
あらためて、わが家の芍薬に目をやると、
見ているだけでも落ち着くような気がしてきました。
これからは、気が立てば芍薬、と覚えておこうと思います。