こんにちは。kakukakuです。
広島市の平和記念公園にも、夏がやって来ました。
元安川をはさんで原爆ドームと向かい合うように建つ、
「平和の鐘」を囲む池にハスの花が咲く季節です。
↓鐘楼の間から見える建物が、川向こうの原爆ドームです。
公園を訪れた人が誰でも鳴らすことができるこの鐘は、
「悲願の鐘」とも呼ばれています。
建立されたのは昭和39年9月20日。
日本で初めて開催された東京オリンピックの聖火が、
広島の地に到着した日でした。
オリンピックの年をスポーツだけのものにしたくないと、
平和悲願の梵鐘づくりを発願した人物がいて、
のちに人間国宝となる鋳金工芸作家の香取正彦氏に、
設計を依頼したそうです。
鐘の表面には、国境のない世界地図が浮き彫りにされ、
「自己を知れ」という言葉が、日本語と
オリンピック発祥の地ギリシャの文字で刻まれています。
世界は一つであり、自分の心に平和の砦を築くことが、
争いをなくすための一歩だと教えてくれているようです。
この日も子どもたちが、平和の鐘を打ち鳴らしていました。
天に届けとばかりに響きわたる鐘の音は、
広島平和記念資料館に展示されている「平和の鐘」と、
公園内にある「平和の時計塔」とともに、
環境省の『残したい日本の音風景100選』に選ばれています。
ちなみに、資料館にある「平和の鐘」は、
毎年8月6日の平和記念式典で打ち鳴らされ、
「平和の時計塔」は毎朝、原爆が投下された時刻の
8時15分にチャイムが流れます。
今日ご紹介した「悲願の鐘」は、
みんなが自分の思いを込めて撞くことができる鐘です。
平和公園を訪れた際には、鐘に願いを託してみませんか。
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☆今日のお誕生日☆
7月17日(日)のお誕生日はおひとりです
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ひろしさんへ
お誕生日おめでとうございます!!
これからも頑張って下さい。
From yousuke