こんにちは。kakukakuです。
中国地方は梅雨入りしましたね。
例年よりは遅いようですが、どうかみなさん、
体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
毎年この季節になると、本棚から取り出す絵本があります。
片山健さんの『コッコさんとあめふり』です。
私の手もとにあるのは2003年に発行された初版本ですから、
もう20年近く、雨の季節に読み返しています。
雨の日が続いて、コッコさんはてるてる坊主をつくります。
それでも雨はやまないので、てるてる坊主に、
願いごとを書いた手紙や宝ものを詰め込みました。
まるまる太ったてるてる坊主は、ちょっと疲れているみたい。
そう思ったコッコさんは、ふとんを敷いて看病してあげるのです。
さて、コッコさんの願いは叶うのでしょうか・・・。
作者の片山健さんは当時、自分の娘さんの姿を見て、
このお話を思いついたそうです。
娘さんは、てるてる坊主にいろんなものを詰めて、
熱心にお願いしていたのだとか。
『コッコさんとあめふり』は、
お父さんのやさしい目線で描かれた絵本だったのですね。
今日は「父の日」。
この絵本にお父さん自身は登場しませんが、
子どもへの愛情が感じられる物語に、
ほっこりさせてもらいました。
全国のお父さん、いつもありがとうございます♡