こんにちは。kakukakuです。
季節がめぐり、今年も「桃の節供」がやってきました。
わが家のひな人形は、楓の木でできています。
滋賀の工房でつくられたものを、
京都のギャラリーで買い求めました。
もうずいぶん前のことですが、
旅先でのいい出会いだったと感謝しています。
これも、ご縁でしょうね。
今年の旧暦三月三日は、四月三日なので、
その日までは飾っておこうと思っています。
そういえば、ひな人形について興味深い話を聞きました。
九月九日の「重陽の節供」にもう一度ひな人形を飾る、
「後の雛(のちのひな)」という風習がありますが、
これは控えたほうがいいそうです。
「桃の節供」に飾ったひな人形は、
翌年まで箱の中にしっかり収めておくこと。
そうすることで、持ち主のかわりに引き受けてくれた、
災厄を祓うことができるのだそうです。
ひな人形については諸説あるようですが、
私はこのアドバイスを守って(これも縁ですから)
旧暦の「桃の節供」にひな人形をしまったら、
来年まで箱の蓋を開けないようにしようと思います。
春は、もうすぐそこまで来ていますね。