こんにちは。kakukakuです。
芸術の秋は足早に過ぎて行き、暦はもう師走ですね。
今日は、ひろしま美術館で開催されている
『バンクシー展 天才か反逆者か』の最終日です。
世界で300万人を動員したという展覧会が日本に上陸。
横浜、大阪、名古屋、福岡を経て東京へ巡回する前に、
広島でも開催されることになりました。
1か月限定の広島エディションということで、
ひろしま美術館には連日大勢の人が訪れたようです。
実は、私もそのひとり。
美術館に入館するための長蛇の列に並んだのは、
確か2018年に広島県立美術館で開催された
『ジブリの大博覧会』以来です。
フラッシュを使わなければ写真撮影OKでした。
これは、覆面アーティストのバンクシーが、
制作活動の拠点にしているスタジオを再現した写真です。
(他の会場では空間展示されていたようですが、
広島エディションでは写真でした)
覆面をしている青年が投げ込もうとしているのは、
火炎瓶や手榴弾ではなく花束。
愛と平和のメッセージが伝わってくる有名な作品です。
「風船と少女」を描いたシリーズは、
シュレッダー事件としても有名になりましたね。
2018年にオークションで落札された直後、
バンクシー自身が額縁に仕掛けていたシュレッダーで、
作品の一部が裁断されるという出来事がありました。
今回の展覧会では、そのときの騒然とした会場の様子も、
映像で公開されています。
バンクシーは天才か反逆者か。そのどちらでもないのか。
これは、作品を観た人それぞれが感じることでしょうね。