こんにちは。kakukakuです。
広島に72年目の8月6日がやってきました。
今年も世界中から、たくさんの人が平和記念公園を訪れています。
その光景を、原爆ドームはどんな思いで見つめているのでしょうか。
今年の春、「ドームがたり」という絵本が誕生したのをご存じですか?
102年前に建設され、広島県物産陳列館と名づけられたドームが、
たびたび名前を変えられながらも、ずっと同じ場所に立ち続け、
その目で見てきたことを語りだす物語です。
作者は、詩人のアーサー・ビナードさんと絵本作家のスズキコージさん。
おふたりは2年の月日をかけて、この絵本を完成させたそうです。
物産館として誕生した当時のドームは、たくさんの人で賑わっていたこと。
昭和20年8月6日の朝、一発の爆弾によって突然破壊されてしまったこと。
そして、原爆が落とされてひと月後、広島を襲って大変な被害を出した、
枕崎台風のことも描かれています。
広島に暮らしていながら、まだまだ知らないことはたくさんあるのですね。
この「ドームがたり」の原画は8月20日まで、
熊野町の筆の里工房で開催されている
「スズキコージ ズキンドーム展」で観ることができるそうです。
絵本になったドームに、みなさんも会いに行ってみませんか。
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