こんにちは。kakukakuです。
観たい観たいと思いながら見逃した映画を、
アンコール上映で観ることができました。
90歳の建築家と87歳の奥さま。
65年間連れ添ったご夫婦の暮らしを見つめた、
『人生フルーツ』というドキュメンタリーです。
お二人の住まいは、高度経済成長期に開発された、
ニュータウンの一隅にある雑木林に囲まれた一軒家。
その雑木林は、造成地に木を植えて育てたもので、
庭のキッチンガーデンには、四季折々、
70種類の野菜と50種類の果実が実ります。
小鳥たちも水浴びをしに来るその家は、
すぐそばに団地があるとは思えないような緑の楽園です。
どんな場所でも手間と時間をかければ、
こんな暮らしができるのねぇ・・・と驚いたり、憧れたり。
そして、映画の中で繰り返される、
樹木希林さんのナレーションが心に響きました。
「風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。」
自分の暮らしを振り返ってみると、
こつこつも、ゆっくりも、できていないなぁ・・・。
『人生フルーツ』は、JCS本社から歩いて行ける距離にある
広島市の横川シネマで上映されています。
アンコール上映は今日4月16日までですが、
5月22日から6月14日まで再アンコール上映されるそうですよ♪