こんにちは。kakukakuです。
広島市役所の玄関前の庭に、今年も桜が咲きました。
そのうちの3本は被爆桜です。
焦土に咲いた淡いピンクの花は、
復興に力を尽くしていた市役所の職員さんたちを、
無言で励ましてくれたそうです。
ソメイヨシノの寿命は60年から80年といわれていますが、
被爆桜は1945年8月6日から71年目の春を迎えました。
広島市役所のホームページには、
「昭和15年の紀元2600年を記念して植えられた桜で、
昭和20年の原爆被災に際しては、幹を残して焼けながらも、
その後、元気に芽吹き、今日まで生き続けています」と紹介されています。
ということは、75年以上の歳月を重ねてきた桜なのですね。
最初に植えられたのは別の場所だったそうですが(市役所の敷地内)、
1985年に新庁舎が建て替えられたとき、
現在の場所に移植されたそうです。
移植後に花が咲いたとき、関係者のみなさんは、
きっと胸をなでおろしたことでしょうね。
幹からは新しい芽も出ていました。
どうか来年も美しい花を咲かせてくださいね。