こんにちは。kakukakuです。
広島でベストセラーになっているという漫画を読みました。
「まんがで語りつぐ 広島の復興」。
70年前、被爆直後から復興のために立ち上がった、
広島の人々の実話をもとにした物語です。
今まで聞いたことがなかった話もたくさんあって、
広島の街がどのようにしてよみがえったのか、
あらためて知ることができました。
その一つが、「被爆2日後に営業再開した12の銀行」の話です。
爆心地からわずか380メールの距離にありながら、
倒壊をまぬがれた日本銀行広島支店。
その建物に12の銀行が集まり、8月8日の午前11時、
窓口にずらりと並んでそれぞれの業務を再開したそうです。
お客さまを信頼して、通帳や正式な印鑑がなくても、
預金の引き出しに応じたというエピソードも紹介されています。
旧日銀の建物は今も大切に保存され、一般公開されています。
一階の窓口部分も遺されているので、今度訪れたときには、
この本に教えてもらった話を思い出しながら
見学させていただきたいと思います。