こんにちは。kakukakuです。
7月15日、広島県在住のシンガーソングライター
二階堂和美さんの新曲がリリースされました。
タイトルは「伝える花」。
この曲は広島の放送局、RCC中国放送の
被爆70年プロジェクト「未来へ」
のテーマソングとして書き下ろされたそうです。
すでにプロジェクトのテレビCMやラジオCMで流れていますが、
「音源が聴きたい!」という声に応えてCDになったのだとか。
二階堂さんといえば、「いのちの記憶」という曲で、
その歌声に初めて出会った方もいらっしゃるでしょう。
スタジオジブリの高畑勲監督が手がけた、
アニメーション映画「かぐや姫の物語」の主題歌です。
透明な歌声にのってすーっと、
大切なことがこころにしみてくる、私も大好きな曲です。
そして、そして、
広島が被爆70年を迎える夏にリリースされた「伝える花」。
ていねいに紡がれた言葉のひとつひとつに込められた、
平和への強い思いと未来への希望が、
やさしく、深く、こころに響いてきます。
CDのブックレットに描かれている、
おだやかな広島の街の絵を眺めながら聴きたい曲です。
二階堂和美さんの公式サイトには、歌詞や楽譜も公開されています。
「受けた悲しみは決して返しはしない」という歌詞が、
未来にさす希望の光のように思えました。
この曲そのものが「伝える花」になって、
世代を超え、時を超え、海も超えて、
たくさんの人のこころに咲くといいですね。