こんにちは。kakukakuです。
広島駅の新幹線口あたりは、
再開発によって街の姿がどんどん変わっています。
背後にそびえる二葉山の麓には神社仏閣がたくさんあるのですが、
その一つ、広島東照宮に向かう道もきれいに整備されています。
(写真は初詣でにぎわう広島東照宮。階段を登った先が本殿です)
広島東照宮は、徳川家康公の薨去後33年忌の慶安元年(1648年)、
当時の広島藩主によって、広島城の鬼門(東北)の方角に当たる、
この場所に造営されたそうです。
「観望の美麗なるは、毛利氏広島に築城以来、第一のもの」
と云われていたそうですが、昭和20年の8月6日、
原爆の熱風によって本殿、中門、瑞垣、拝殿が焼失。
現在の社殿は、20年後の昭和40年4月、
家康公の薨去後350年祭を記念して再建されました。
その広島東照宮で、今年の秋、由緒ある祭りが復活するそうです。
たまたま見かけたポスターで知ったのですが、
「通り御祭礼(とおりごさいれい)」という神輿行列で、
家康公の薨去後50年ごとに行われてきた祭りだとか。
江戸時代の神輿行列は2000人もの大行列だったそうですが、
文化12年(1815年)の二百年祭以降、神輿行列は中止され、
「据え御祭礼」として継承されてきました。
ポスターには、その神輿行列の「通り御祭礼」が、
今年の10月10日(土)、二百年ぶりに復活すると書いてあります。
どんな歴史絵巻を見せてもらえるのでしょう!?
二葉山の麓で再現される城下町・広島の祭りが、
今から待ち遠しいですね♪