こんにちは。kakukakuです。

先週の日曜日、広島電鉄の本社で開催された

「路面電車まつり」に行ってきました。

普段は一般人が立ち入ることのできない車庫には、

新旧の路面電車がズラリと並んでいます。

広島はよく「走る路面電車の博物館」だと言われますが、

まさにその通りの光景でした。

その中に、車体の色が青い電車がありました。

広電の古い電車は緑色というイメージがあるので、

不思議に思って近づいてみると・・・

昭和20年当時の塗装が復元された、被爆電車653号でした。

70年前、広島の路面電車は「青」かったのですね！？

車体に掲げられたプレートには・・・

昭和20年8月6日午前8時15分、

江波付近で被爆した653号は、懸命の作業によって

その年の12月には復旧したと書いてあります。

復興のシンボルとなった被爆電車は、

きっとたくさんの人を勇気づけたのでしょうね。

この653号は、きのうから広島の街を走っています。

「被爆電車特別運行プロジェクト」ということで、

8月30日まで（土・日・祝日のみ）の期間限定ですが、

事前に申し込めば乗車できるそうです。

70年前と同じ青い電車に乗って、

今の広島の街をゆっくり眺めてみたいですね。

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