こんにちは。kakukakuです。
広島市の平和記念公園には、平和への願いがこめられた折り鶴が、
世界中から毎年1千万羽近く届くそうです。
重さにして、約10トン。願いの重さを実感させられますね。
これらの折り鶴をどのように保管するか・・・
大切なものだけに、いろいろな方法が検討されてきたようですが、
再生紙として生まれ変わらせる取り組みがはじまっています。
この写真は、折り鶴を再び折り紙にした、
「ずっと折り鶴、ずっと折り紙」という名前の再生紙の折り紙です。
裏面には、折り方が図解で紹介されているので、
初めて鶴を折るという方でも大丈夫。
(千羽鶴は首先を折らない、と書いてありました)
世界のどこかで誰かが折った折り鶴が、また別の誰かの手で折られていく。
平和への想いを、手から手へつなげていくような折り紙ですね。
千羽鶴を再生紙にするためには、折り鶴を一つ一つ解体して、
色ごとに仕分けしなければならないそうです。
この丁寧な作業を担っているのは、障害者就労支援施設の方々だとか。
さまざまな人の手で、よみがえる折り鶴。
今年もすでに、平和記念公園にはたくさんの千羽鶴が飾られています。