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ききみる日記

「ヒヒ通」と「キリマンじゃろ」

こんにちは。kakukakuです。

図書館で広島発のおもしろい本を借りて来ました。

広島市安佐動物公園で飼育を担当している、

南方延宣さんが描いた動物解説マンガで、

タイトルは『ヒヒ通(ひひつう)』。

私たちの知らない動物たちのユニークな暮らしぶりや、

動物園の舞台裏がわかる、8コママンガのコミック本です。

もともとは、園内に展示していたマンガが来場者に大好評で、

本にしよう♪ということになったそうです。

「ヒヒ通」というのは「ヒヒ山通信」の略なのですが・・・

地元・広島のみなさん、ご存じでしたか?

安佐動物公園のサル山は、「ヒヒ山」と呼ばれていることを!

というのも、あの岩山で暮らしているのはニホンザルではなく、

アヌビスヒヒというサルの仲間なのだそうです。

つまり、ヒヒが暮らす山だから「ヒヒ山」。

アヌビスヒヒの飼育を担当していた南方さんは、

みなさんにもぜひ、サル山ではなく「ヒヒ山」と呼んで欲しいと、

このマンガの中でユーモアたっぷりにお願いしています。

2009年に出版された「ヒヒ通」の人気に応えて、

今年の3月には第2弾も出版されました。

南方さんは現在、キリンの飼育を担当しているそうで、

本のタイトルは『キリマンじゃろ』。

「キリンのまんがじゃろ」という広島弁と、

アフリカの最高峰キリマンジャロをもじってつけたそうですよ。

*     *     *

安佐動物公園に行かれるときは、

南方さんの動物解説マンガにも注目してみてくださいね♪