こんにちは。kakukakuです。
先日、大正時代の姿によみがえった東京駅の丸の内駅舎、
通称「赤レンガ駅舎」を見てきました。
1914年に創建され、震災や戦火によって姿を変えたこの駅舎が、
今年の秋、100年前とほぼ同じ技法で復元されたことは、
みなさんもよくご存じでしょう。
威風堂々とよみがえった、東京の玄関口をひと目見ようと、
連日大勢の人が見学に訪れているそうです。
という私も、その一人です。はい。
建物の外観でひときわ目をひく南北のドーム型屋根は、
建物の中から見上げると、さらに素晴らしい装飾が施されています。
ドーム全体が石膏のレリーフで覆われていて、息をのむ美しさ。
改札口を出入りする人たちはみんな、
思わず立ち止まって天井を見上げていました。
なかでも、たくさんの人が指をさしながら見ていたのが、
干支の動物をモチーフにしたレリーフです。
まっ先に来年の干支の巳(へび)が目に飛びこんできて、
なんとなく縁起が良さそうなので、カメラにおさめました。
次は自分の干支を見つけようと思ったら、
隣にいた人が「私の干支はないわ〜」と残念がっています。
え?ホントに!?・・・と不思議に思って数えてみたら、
たしかに干支のレリーフは十二支のうち八つしかありません。
南北どちらのドームも確認してみましたが、
八つの同じ干支が飾られていました。
家に帰って調べてみたら、
この干支のレリーフは方角を表しているのだそうです。
八角形の天井のかどに飾られているので、
八つにしぼられたのでしょうか。
北北東の方角を示す丑(うし)をはじめ、
寅(とら)、辰(たつ)、巳(へび)、未(ひつじ)、
申(さる)、戌(いぬ)、亥(いのしし)。
飾られていないのは、東西南北を示す四つの干支。
卯(うさぎ)=東、酉(とり)=西、
午(うま)=南、子(ねずみ)=北でした。
みなさんの干支はありましたか?
* * *
干支の話をしていたら、まだ書いていない年賀状の束が、
目の前に浮かんできました。
あ〜、今年もぎりぎりになりそうですぅ。。。。。