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ききみる日記

「えべっさん」でえびす顔

こんにちは。kakukakuです。

広島に冬の訪れを告げる風物詩「えびす講」。

毎年11月18日・19日の宵宮、20日の大祭と、

3日間にわたって行われる胡子(えびす)神社のお祭りです。

正式な名称は「胡子大祭」ですが、一般的には「えびす講」、

年配の方には「えべっさん」という名で親しまれています。

商売繁盛の守り神として、大勢の人が参拝に訪れる胡子神社。

大小さまざまな縁起物の「こまざらえ(熊手)」を手に、

熱心に手を合わせる人の姿が、例年以上に多かった気がします。

この胡子大祭は、戦時中も含めて四百年以上、

一度も途切れることなく開催されてきたとか。

終戦の年、昭和20年の11月には、

バラックの社殿に復興を願う人々が手を合わせたそうです。

今年は自分用に手のひらサイズの「こまざらえ」を買いました。

小さなツヅラを選んでお宝をザックザク手に入れた、

「舌切り雀」のおじいさんにあやかって・・・

というわけではありませんけどね。

神社の授与所で小さく手招きしていた、

かわいい招き猫と鯛の飾りに心ひかれたもので。

仕事机に飾るには、ちょうどいい大きさです。

「えべっさん」が終わると、師走ムードが加速する広島のまち。

もうひとふんばり、商売繁盛! みんなで笑って、えびす顔!

今年も笑顔で締めくくりたいですね。