こんにちは。kakukakuです。
瀬戸内海に浮かぶ周防大島で、
ウワサの「みかん鍋」を食べてきました。
全国放送のテレビ番組でも何度か紹介された、島の新しい郷土料理です。
山口県産みかんの約8割を生産している周防大島は、
「みかんの島」とも呼ばれています。
この産品を使って、どこにもないような島の名物をつくろうと、
試行錯誤を重ねて生まれたのが、
皮つきのみかんを丸ごと入れる「みかん鍋」。
島内の飲食店、12店舗で食べることができるのですが、
魚介や野菜などの具材は店によって異なるようです。
ただし、「みかん鍋」には3つの定義があり、
これはどの店でも守られているそうです。
その1 体に優しい柑橘皮が香るぽっかぽかの焼きみかん
その2 爽やかな柑橘の香りを練り込んだ地魚のつみれ
その3 薬味としてピリリと辛いみかん胡椒
なるほど。みかん尽くしですね。
その1の焼きみかんがコレです。
文字がつぶれてわかりにくいのですが、
安全規準をクリアしたものに「鍋奉行御用達」の焼印が押されています。
このみかんは、ほかの具材といっしょにグツグツ煮込み、
最後に皮ごと食べてくださいと言われました。
そう、皮もまるごと!!
半信半疑で口にしたら(熱いのでご注意)
みかんの甘さにちょっぴり苦い皮の風味が加わって、
はじめてのおいしさでした。
その3の蜜柑胡椒はコレ。
柚子胡椒ではなく、青唐辛子とみかんの皮でつくった、
周防大島オリジナルの薬味です。
そして、お鍋のシメは、
ふわふわメレンゲの「淡雪みかん雑炊」。
これはもう、女子はみんな好きよねっ♪という味と食感。
瀬戸内海の島の「みかん鍋」が、
全国でウワサになっているワケが、よ〜くわかりました。
ごちそうさまでした!