こんにちは。kakukakuです。
広島県の山をフィールドにした登山講座で、
ちょっと気合いの入った山登りをはじめて最初の冬。
雪の上を歩くために、とうとうこんなものまで購入しました。
今どきのかっこいいスノーシューではなく、
ワカンとも呼ばれる「かんじき」です。
冬の装備に「かんじき」が必要だと聞かされたときは、
日本昔ばなしに出てくるようなものを想像したのですが・・・
今は、軽くて丈夫なアルミ製のものが主流だそうです。
それにしても、まさか自分が「かんじき」を買うなんて、
思ってもみませんでした。
これを履いて先週、北広島町の八幡高原で雪歩きの練習をしました。
一緒に歩くメンバーは一列に並んで、
先頭の人が踏み固めた跡を同じように進んで行きます。
「かんじき」のおかげで、ずぼずぼ埋もれることはありませんが、
先頭と2番目では使う筋力も体力も大違い!
さらに3番目、4番目と、どんどんラクになっていきます。
なので、一定の時間、先頭を歩いて2番目の人と交替したら、
一番後ろに着けるというごほうびがあり、そこで体力を回復します。
そうして、ぐるぐる交替しながら進んで行くことを、
登山ではラッセルと呼ぶそうです。人間ラッセル車、ですね。
八幡高原はカキツバタの里としても有名なのですが、
この日は畑も道も雪にすっぽり覆われ、一面の銀世界。
少し見上げる位置にあるはずの牧野富太郎博士の句碑も、
足もとからのぞいていました。
「衣にすりし 昔の里か 燕子花」
昭和8年、初めてこの地を訪れた植物学者の牧野博士は、
一面に咲くカキツバタに感激し、自分の着ていたワイシャツに
紫色の花の汁をすりつけてこの句を詠んだそうです。
子どもみたいですね。素敵です。
雪の八幡高原を「かんじき」で歩いた私たちも、
最後は子どもみたいに雪合戦もどきをして遊びました。
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来月はいよいよ、雪の深入山(標高1152.7m)に登る予定です。
初めての「かんじき」登山。さて、どうなりますことやら。
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☆今日のお誕生日☆
1月22日(日)のお誕生日はおひとりです!
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まなぶさんへ
お誕生日おめでとうございます!
この1年が充実した年となりますように…☆
From kaorin
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