こんにちは。kakukakuです。
先日、ある会合で広島県の水内神楽団による
「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を観ました。
島根県の石見神楽の流れをくむ、広島神楽の代表的な演目の一つです。
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出雲の国、斐伊川の上流で、
スサノオノミコトは嘆き悲しむ老夫婦に出会います。
わけを尋ねると、オロチが現れて娘を次々に呑み込んでしまい、
末娘のクシナダヒメももうすぐ呑まれてしまう・・・と涙にくれるばかり。
姫の美しさに心を奪われたスサノオは、オロチ退治を申し出ます。
樽酒を呑ませて酔っぱらったところをバッサリ!という作戦で、
見事にオロチを討ち取ったスサノオは、
クシナダヒメとめでたく結ばれる♡♡というハッピーエンド。
神楽ファンにはおなじみのストーリーです。
舞台裏を、ちょこっとのぞかせてもらいました。
この木箱に収められているものは、何だと思いますか?
控え室でスタンバイしていたオロチです。
顔は隠れていますが、それだけに何やら不気味です。
本番では、ハイテンションのオロチが四匹、
うじゃうじゃ登場して姫を狙っています。
この後さらに四匹登場して、狭い舞台に八匹が勢揃いしました。
客席にドドッと降りてくるオロチもいて、その迫力に会場はヒートアップ!
子どもの泣き声も聞こえてましたけどね。
酔っぱらったオロチを、舞いながら倒していくスサノオ。
手にしているのは三種の神器の一つといわれる、
草薙の剣(クサナギノツルギ)です。
意外な伏兵がいました。
お爺さんとお婆さんの動きが、けっこうロックなのですよ。
お爺さんはセリフもバリバリの広島弁で、
前半は完全にスサノオより目立っていました。
舞台が終わり、控え室には退治されたオロチの頭がゴロゴロ。
「お疲れさま」と、お互いをねぎらっているようにも見えます。
悪役が魅力的だからこそ、「八岐大蛇」はいつの時代も
人気の演目なんでしょうね。
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神々と豊かな恵みをもたらす自然に感謝を込めて、
勇壮に舞う神楽団の熱演に元気をもらいました。
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☆今日のお誕生日☆
5月29日(日)のお誕生日はおふたりです!
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たくやさんへ
お誕生日おめでとう!
素敵な1年になりますように・・・☆
From kaorin
こうへいさんへ
お誕生日おめでとうございます!
体調には気をつけて、これからも
お仕事がんばって下さいね☆
From kaorin
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